【特許】スカイロボット社の太陽光パネル「故障検出ドローンシステム」が特許取得

産業用ドローンの開発・販売を行う株式会社スカイロボットが、太陽光パネル「故障検出ドローンシステム」で特許を取得したことが発表された。

【特許の概要】
特許番号:第6145166号
発明事項:太陽光発電パネルの故障検出探査システム
特許取得日:平成29年5月19日

また、アメリカ含む世界24ヶ国にも特許申請中。

スカイロボット社は、6月に、ドローン操縦者の操縦技能の底上げを図るための43の民間講習団体に選出されている。

太陽光パネル「故障検出ドローンシステム」とは

太陽光パネル「故障検出ドローンシステム」では、太陽光パネルの異常・故障個所の発見が従来の方法よりも低コストで行うことが可能となるシステムである。

このシステムは、ドローンに赤外線サーモグラフィカメラを搭載し、異常が発生し熱を帯びた太陽光パネルの正確な個所を特定することができ、さらに超音波技術を用いることで障害物の検出することもできる。

その様子は、リアルタイムで地上の画像解析モニターに反映される仕組みだ。

また、異常のある個所を人間の目でも特定できるように、カラーボールを発射しマーキングを行うことも可能だ。
スカイロボット社は、このドローン搭載マーキングシステム「スカイマーカー」も、2月に世界特許の取得を発表している。

    太陽光パネル「故障検出ドローンシステム」に関する5つの特徴

  1. 1.ドローンに搭載された赤外線サーモグラフィカメラにより、太陽光パネルの異常箇所を特定する事が可能です。太陽光パネルに劣化や故障で異常が発生すると、パネル面およびセル面の異常箇所が、熱を帯びるという特性をとらえて、赤外線サーモグラフィカメラで温度変化を検出して、異常箇所を正確に特定します。
  2. 2.超音波で、太陽光パネルとの距離や角度を測定、最適探査状態を保ちながら、探査可能にドローンの飛行角度制御機構と、角度検知センサによる角度調整と超音波により、赤外線サーモグラフィカメラとHDカメラの角度が、太陽光パネルに対して、一定の角度を保つことが可能です。
  3. 3.可搬型のグラウンドステーションで太陽光パネルの画像データを、自動的に解析する事が可能です。飛行中のドローンが、赤外線サーモグラフィカメラやHDカメラによって撮影した、太陽光パネルの画像データを、グラウンドステーションへ送信し、リアルタイムで地上で受信する事が可能になります。
    受信した探査結果や測定結果は、自動的に画像解析をするソフトウェアのスクリーンに表示されるため、異常または故障であるか否かの判断をしてくれます。
  4. 4.ドローンの飛行時において、複数の安全対策が施されているまた、ドローンには複数個所に超音波センサおよびレーザからなる障害物検出装置を装備し、障害物に一定以上接近すると警告音を発して自動的に飛行位置の修正を行う特徴と、ドローンの故障による墜落の衝撃から太陽光パネルを保護するために、飛行不能時には非常用パラシュートおよびエアーバックが自動的に作動展開する自動事故回避機構の特徴を備えています。
  5. 5.パネルの交換作業時に、故障個所を瞬時に明確に、判別することが可能です。ドローンは、異常または故障したパネルやセルの位置を特定する為に、レーザーポインタで該当箇所を照準照射するとともに、マーキング用カラーボールを発射する発射装置を備えています。 ドローンに搭載されたカラーボール発射装置は、塗料が封入されたカラーボール弾を発射する機構であり、赤外線サーモグラフィカメラにより検出した発熱部分に、カラーボール弾を発射し正確に着弾させ、マーキングを行います。

引用:日本経済新聞