KDDIが屋久島でドローン基地局の実証実験を実施!ドローン基地局とは?

2017年12月14日にKDDIとKDDI総合研究所は、「ドローンの基地局」の実証実験に成功したと発表しました。

今回は、ドローンの基地局とは何か、どのような効果を期待されているのかを簡単にまとめていきます。

ドローン基地局とは

現在は、インターネットが普及し、携帯電話を1人1台所持している時代です。
そんな現代でも、インターネットが繋がらなくなるシーンがあります。

それが災害時です。
2011年3月11日に起きた「東日本大震災」では、多くの人に電波が供給されず安否の確認ができない状況に陥りました。

東日本大震災では情報通信インフラに甚大な被害が発生した。固定通信の約190万回線が被災し、移動通信の約2万9000局(うち携帯は約1万5000局)の基地局が停止したといわれている。
引用:https://www.projectdesign.jp/200002/preparation/002984.php

そこで、総務省が2011年度補正予算より「災害に強い情報通信技術に関する研究開発」を打ち出しました。

今回、KDDIが実験しているのは、
災害時に、ドローンと避難所をWi-Fi無線で接続し、インターネット回線に接続することで、被災者とのメールの送受信を可能にするという技術です。

無人航空機は避難所の上空に飛来すると、搭載されたメッセージ集配装置がWi-Fiを使って地上のメッセージ保管装置と通信する。すると保管蓄積されていたEメールは無人航空機の集配装置に中継、一時的に蓄積される。やがて避難所を巡回しEメールを回収した無人航空機が被災地から戻ると、集配装置に蓄積されたEメールはメッセージゲートウェイに届けられる。
メッセージゲートウェイではインターネットの従来のメールシステムとの相互変換・接続を行い、インターネットを利用するユーザーに被災者からのEメールが届けられる。そして、被災者へと返信されるEメールは逆の経路をたどって孤立地域のそれぞれの避難所に届けられる。
引用:https://www.projectdesign.jp/200002/preparation/002984.php

つまり、この技術が実用化されると、ドローンがメールを送受信する為の中継点となり、災害時にもメール送受信できる環境を一時的に作ることができるということです。
災害時の、郵便配達員の役割をドローンが担ってくれるようですね。

参考:KDDIプレスリリース

すでに、実用化されているドローンも含め、災害時にドローンが活用されるのが当たり前の時代になりそうですね。